社員インタビュー

一社労士として、マネージャー・チームリーダーとして。芯を持って働くための心構えと工夫

HRチームマネージャー・チームリーダー松本 好人

2008年入社 特定社会保険労務士、法学修士、日本労働法学会所属 大学院修了後、栃木労働局での相談業務、横浜の社労士事務所を経て、EPCSに入社。

松本 好人
HRチームマネージャー・チームリーダー

松本 好人Yoshito Matsumoto

「粗にして野だが卑ではない」

人として、仕事をする社会人としてと言うところでは、この言葉を胸にやっていきたいという思いがあります。大学時代の恩師が紹介してくれた言葉で、その出会いがきっかけで今の業界にいると言う部分もあります。

入社のきっかけを教えてください。

前職の社労士事務所を辞めた時、やはり、社会保険労務士として仕事を続けていきたいという思いがあった中で、EOSの募集広告を見て興味を持ちました。 入社当時、弊社はEOSという社名で、募集広告の中にEYから分離独立した会社であることが記載してありました。自分もEYの名前は知っていたので、いわゆる通常の社労士事務所よりもレベルの高い仕事が出来るのではと思ったのが応募のきっかけです。 ※EY:Ernst & Young ShinNihon LLC ※EPCSの前身は、株式会社イー・ワイ・アウトソーシングサービス(EYOS)。新日本アーンストアンドヤング税理士法人(現EY税理士法人)と株式会社ビジネスブレイン太田昭和(BBS)の共同出資により設立された。

現在どのような業務を担当していますか?

主にチーム全体のマネジメントをしています。 2021年の7月からは、HRのチームリーダーとして、今まで以上にチーム全体を見ることになりました。 HRチームの業績や営業、採用、そして2019年4月からスタートした中期計画(5ヵ年計画_VISION2023)の責任者としての役割も担っています。もちろん、個別クライアントの案件もマネージャーとして担当しています。

業務を行う上で大切にしていることはありますか?

業務を行う上で大切にしていることは3つあります。 1つ目は「品質の確保」、2つ目は「クライアントニーズの的確な把握とそれに対するサポート」です。 そして3つ目は、「コミュニケーション」です。クライアントとのコミュニケーションは常に意識しているところです。 最近は、リモートでの打ち合わせが増えていますが、クライアントの温度感をしっかりと感じたいという想いがあり、クライアントと直接お会い出来るときには出来るだけ訪問するようにしています。クライアントとの信頼関係を築き、距離を縮めるという意味で、そのような機会は今後も積極的につくって行きたいと考えています。 また、スタッフに対しては、相談してもらいやすいよう、まとまった時間を作るようにしています。 スタッフやクライアントからの相談、その他緊急の対応にも迅速かつ丁寧に対応できるよう、朝少し早く出社したりして、人のいない時間帯に社内の事務作業などはやっています。 突発的な事案等にも対応できる時間をある程度作っておくことで、急な事柄にもしっかり向き合えると思っています。 スタッフも朝の時間は自分がいると分かっているので、少しは相談に来やすくなっているのではないかなと思います。「少し時間もらっていいですか?」って言われるので、当然「いいですよ」って言いますね。むしろ、心の中では「よく来てくれた」と思っています。

業務を行う上で大切にしていることはありますか?

どんな時に仕事のやりがいを感じますか?

当然ですが、給与計算や社会保険の手続きというのは、ミスが許されない仕事です。 毎月、ミスなく全体が回った時には、取り敢えず安心すると言うか、ちょっと一息抜けるというところはありますね。 あと、やはりクライアントとコミュニケーションを取っている中で、「助かりました」などの感謝の言葉をもらったときに、自分たちの業務がクライアントの成長にも役立っているということを実感できるときにやりがいを感じます。 また、毎年3月に評価面談があり、そこで今年1年を振り返っていますが、今年やってきたことが去年と全然違ったなと感じた時に、また一歩成長したかなぁと感じます。 毎年やっていることが違うので、 その時は大変と言うか、無我夢中に走り続けているという感じですが、後からじっくりと振り返った時は成長しているなと感じますね。 マネジメント業務の視点としては、スタッフが成長していく姿を見ることが嬉しいです。 日々同じ業務をするのではなく、今まで経験のない業務や難しい案件等にチャレンジし、彼らがそれを乗り越えていく姿をサポートしながら見守ることが出来るのは、やはり非常に嬉しいですね。最近は、クライアントに対してさらにもう一歩踏み込んだ提案やサポートを行うことが出来るようになってきており、一人ひとりの成長が結果として、組織の成長にもつながっていると思います。

これまでの仕事で、難しかったことや大変だったことなど、印象に残っていることはありますか?

近年、我々が対応していくクライアントの規模が大きくなっているというのがあります。 今までは日本に進出してくる中小規模のクライアントを中心にやっていたものが、いわゆる何百人、何千人という規模のクライアントを相手にサービスを提供していくようになり、クライアント規模が変われば、弊社に求められるニーズや関わり方も変わり、どこまでのレベルで我々が対応できるかというところは、本当に探り探りやっているという感じです。

今後の目標を教えてください。

一社労士としては、どれだけ自分が法改正や社会の変化を的確にキャッチアップをしてクライアントに還元できるか、ということを意識して今後も取り組んでいきたいです。 自分にとって社労士はこの業界に入ったきっかけでもあり、一社労士として、クライアントのパートナーとして、これからもクライアントに対し、その知識と経験を活かしてサポートできるかというところは、日々勉強だと思っています。 自分がクライアントに対して求められたサポートをできるか、そしてクライアントがどう成長していくかを、見ていきたいと思っています。 また、マネージャー・チームリーダーとしては、スタッフがさらに働きがいを感じる組織をどのように作って行くかというところが、今後のポイントだと思います。 現在、2019年4月にスタートした中期計画(5ヵ年計画_VISION2023)も折り返しを迎え、その目標の達成に向けてしっかりとチームの舵取りを行っていきたいと思います。

今後の目標を教えてください。

EPCSの魅力はなんですか?

チャレンジができる環境です。 自主性を持って動ける環境で、アウトソーシング会社でありながら、単純に業務を行うということだけではなく、チャレンジできる環境があるというのが他との違いだと思います。 働く社員は、いい意味で個性派ぞろいですね。 英語が得意な人もいれば、クライアントとのコミュニケーションが上手い人もいて、それぞれが今までの経験や得意分野の知識を活かしています。もちろん、個々に苦手分野もありますが、それをチームとして補っていると思います。 単純に、適材適所で得意な分野のみを集中的に行うというよりは、全体の底上げをしつつも、得意なところをさらに伸ばしていってもらっている、そんなイメージですね。 特に最近は、各スタッフの得意分野を生かしていけるような組織になってきたかな、と感じています。 クライアントの業務に対しては、3階層のチームで対応しています。 マネージャー・レビューアー・プリペアラーと言うような縦のラインが出来るので、そういう意味では、相談しやすい環境です。いろいろと話ができるって点が、風通しが良いということかもしれないですね。 我々が表題にあげている「プロフェッショナルファーム」として、各スタッフが自分の業務に対して責任と自覚、そして厳しさを持っていると思います。自分に対して厳しさを持って仕事をしている分、仕事のオンオフをしっかりつけて、メリハリ持っています。 会社の制度としては、英語の研修制度でスキルアップを図るスタッフは年々増えてきていると思います。 会社負担で英語の通信講座を使用できるので、仕事にも直結するし、業務外でも英語っていうのは非常に応用が効くものだと思いますので、活用しているスタッフは多いです。英語という意味では、海外研修制度もあります。 あとクリスマスパーティーなど社内イベントもあり、そういうのは非常に面白いなと思いますね。

どのような方がEPCSで活躍できると思いますか?

採用面接の場で、「どういう人が活躍できますか?」「どういう人が伸びますか?」という事をよく聞かれるんですが、必ず答えているのが「素直な人」というところですね。必ず素直な人が伸びるっていう感じがあります。 色々な想いを持ってEPCSに入社してきていると思うのですが、過去、そして今のスタッフたちを見てきて、自分の今の立ち位置、必要なスキル、指摘・注意されたこと、そういうものを客観的に見て、かつ素直に受け入れられるスタッフというのは、やっぱり伸びていきますね。 これはどこも同じなのかもしれませんが、やはり「自分はこうだ」と固執してしまうよりは、自分の組織が向かっている、目指している方向性に対し、自ら「自分は今、何ができるのか」と考え、与えられた役割や責任を自覚し、一つ一つやってくれているスタッフは非常に伸びますし、スピードも早いなというのは感じています。なので、そういう意味で「素直な人」と答えています。 実務に関しては、OJTを通じてある程度、身につけることは出来ますので、なかなか変えられないような部分、その人の人間味や性格の部分は重視したいですね。

応募される皆様へ、一言メッセージをお願いします。

よくスタッフにも言っているのですが、自分たちがやっている給与計算や社会保険の手続きというのは、世の中にあまり知られていないような世間の制度や常識を知ることです。 クライアントに対してサービスを提供している一方で、エンドユーザーというか、従業員やその家族の生活を支えるところに自分たちの仕事は直結しています。そういう意味では、その社会的にも非常に有意義な仕事であり、普通に仕事をやっているだけで社会の仕組みを知れるというのはやはり大きいと思います。 社会の状況・環境が変わっていく中で、自分たちはどうクライアントに対しアプローチできるか、そして提案してクライアントに満足してもらう。その結果、会社の業績も上がっていくというところで、 win-winになれるような仕事、そういう面白みもあります。まさに、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という近江商人の言葉通りかもしれません。 応募される方の中には、経験者の方もいらっしゃるかと思いますが、実務経験者の方にとっては、どうしても社労士事務所や給与アウトソーサーという目線が強くなるかと思います。 その中で弊社は、「社労士事務所」や「アウトソーサー」という枠組みにプラスして、クライアントの規模や業務の中で英語を使用したり、海外と連絡取り合う機会が当たり前にあったりと、非常にスケールが大きくなってきます。 そういう意味でチャレンジできることに楽しさを感じられる、そして自分の成長も実感できるという点で、非常に働きがいがある会社だと思います。 チャレンジ精神を持って仕事に取り組める人、そして業務の中で楽しみを見出せる人に、ぜひ応募してもらいたいと思います。

応募される皆様へ、一言メッセージをお願いします。

TIME SCHEDULE1日のスケジュール

  • 出社
  • メール確認
  • 新規導入の打ち合わせで クライアント訪問
  • 昼食
  • 提案書作成
  • 海外との電話会議
  • 部下の状況確認
  • 退社

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入社以来、主に外資系企業への給与計算、社会保険手続きの他、人事労務コンサルティング、あっせん代理等に従事。2017年4月より社内最年少でHRチームマネージャーに昇格、実力でキャリアを切り開いてきた。現在、新規重要プロジェクトの成功に向けて奔走中。

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休日は家族と過ごす。また、ノー残業デーを活用して週2~3日はジムや部活で汗を流すスポーツマン。さらに、ビジネスに役立つようにと読書も欠かさない。愛読書は、城山三郎著「粗にして野だが卑ではない」。

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